介護にまつわるお役立ちコラム

寝たきり高齢者を在宅介護するポイント|家族の負担が軽くなるサービスも紹介

2024年07月05日

この記事では、寝たきり高齢者の在宅介護について、介護のポイントや利用できるサービスなどを詳しく解説します。寝たきりの家族を抱える介護者の方は、適切な介護方法を知ることで負担を軽減し、より良い在宅介護を実現できるでしょう。

1寝たきりとはどのような状態?原因や影響を解説

寝たきりとは、病気やケガなどが原因で自力での起き上がりや寝返りが難しく、日常生活のほとんどをベッドの上で過ごさざるを得ない状態を指します。寝たきりの状態が長期間続くと、身体機能の低下や様々な合併症を引き起こすリスクが高まります。寝たきりの原因や影響、予防策について理解を深めておくことは、本人や介護者にとって非常に重要です。

寝たきりになる4つ原因

寝たきりの状態に陥る原因は様々ですが、主に以下の4つが挙げられます。

  • 筋力の低下
  • 認知症
  • 脳の病気
  • 骨粗しょう症

まず1つ目は、加齢や長期間の不活発な生活による筋力の低下です。人は加齢とともに筋肉量が減少し、筋力が低下していきます。また、病気やケガで長期間安静にしていると、筋力はさらに低下し、自力で体を動かすのが難しくなり、寝たきりの状態に陥りやすくなります。

 

2つ目は、認知症による身体機能の低下です。認知症が進行すると、身の回りのことが自分でできなくなったり、体を動かす意欲が減退したりします。その結果、寝たきりの状態に陥る可能性が高まります。

 

3つ目は、脳卒中や脳梗塞などの脳の病気です。脳の病気によって手足が麻痺したり、意識障害が起きたりすると、自力で体を動かすのが難しくなります。リハビリテーションを行っても、後遺症が残ってしまう場合があります。

 

4つ目は、骨粗しょう症による骨折です。骨粗しょう症は骨密度が低下し、骨が脆くなる病気です。転倒などをきっかけに骨折し、寝たきりの状態に陥ることがあります。特に高齢者は骨粗しょう症になりやすく、注意が欠かせません。

寝たきりになることの影響

寝たきりの状態が長期間続くと、身体に様々な影響が出てきます。

 

まず、床ずれ(褥瘡)ができやすくなります。床ずれは、同じ姿勢で長時間過ごすので、体重がかかる部分の血行が悪くなり、皮膚や粘膜が傷ついてしまう状態です。床ずれが悪化すると、感染症を引き起こしたり、治療に時間がかかったりします。

 

また、寝たきりの状態が続くと、筋力低下や関節拘縮(関節が固まる)を引き起こすのもあります。

 

さらに、寝たきりの状態が続くと、廃用症候群を引き起こすリスクが高まります。廃用症候群とは、身体を使わないので、身体の機能が低下してしまう状態です。具体的には、心肺機能の低下、尿路感染症、便秘、うつ状態などの症状が現れます。廃用症候群が進行すると、寝たきりの状態から回復するのが難しくなってしまいます。

 

寝たきりの状態を予防するためには、日頃から体を動かすのが大切です。また、寝たきりの状態になってしまった場合は、できるだけ早期にリハビリテーションを始め、残された機能を最大限に活用するのが重要です。ベッドの上で関節を動かしたり、座位をとったりするだけでも、廃用症候群の予防につながります。

 

医療職や介護職と連携しながら、適切なケアを行っていくのが、寝たきりの状態からの回復や予防につながるでしょう。

2寝たきりの方を介護する際のポイント

寝たきりの方を介護する際には、様々な点に注意を払う必要があります。床ずれ(褥瘡)の予防、食事中の誤嚥防止、排泄介助時の配慮、身体の清潔維持など、寝たきりの方特有のケアが求められます。また、介護者自身の負担軽減を図ることも忘れてはいけません。ここでは、寝たきりの方を介護する際の注意点やコツを解説します。

床ずれ(褥瘡)に細心の注意を払う

寝たきりの方を介護する上で特に注意したいのが、床ずれ(褥瘡)の発生です。床ずれは、寝たきりの状態が長期間続くことで、体重がかかる部分の血行が悪くなり、皮膚や粘膜が傷ついてしまう状態を指します。

 

床ずれの主な原因は、体重による圧迫、皮膚の摩擦、ずれ、湿潤で、以下の部位に好発します。

  • 仙骨部
  • 尾骨部
  • 大転子部
  • 踵部 など

床ずれができると、皮膚が赤くなったり、水ぶくれができたりします。さらに悪化すると、皮膚が壊死し、深い傷ができてしまいます。床ずれは、痛みを伴うだけでなく、感染症を引き起こすリスクもあるため、早期発見と適切な処置が欠かせません。

 

床ずれを予防するためには、以下のようなポイントに注意しましょう。

  • 体位交換を定期的に実施する
  • 床ずれ防止マットレスを使う
  • 執筆時に適宜追加してください

まず、定期的な体位交換を実施するのが重要です。2~3時間ごとに体位を変えるので、同じ部位への圧迫を避けられます。体位交換の際は、ゆっくりと行い、皮膚に過度な摩擦やずれが生じないよう注意しましょう。

 

また、床ずれ防止マットレスを使用するのも効果的です。エアマットレスやウレタンフォームマットレスなどを用いると、体圧を分散し、床ずれのリスクを軽減できます。

 

皮膚を清潔に保つのも大切です。汗をかいたら、こまめに拭き取り、乾燥させます。また、皮膚の状態を観察し、発赤や水ぶくれなどの異常がないか確認しましょう。

 

さらに、栄養管理にも気を配ります。十分なタンパク質やビタミン、ミネラルを摂取するので、皮膚や粘膜の健康維持ができます。

 

床ずれは、一度できてしまうと治療に時間がかかるため、予防に力を入れるのが何より大切です。

食事中の誤嚥に気をつける

寝たきりの方は、飲み込む力が衰えている場合が多く、食事中の誤嚥に注意が必要です。誤嚥とは、食べ物や飲み物が食道ではなく、気管に入ってしまうのを指します。誤嚥が起こると、肺炎を引き起こすリスクが高まります。

 

誤嚥を防ぐには、食事中の姿勢が重要で、食事の際は、上半身を30~60度程度起こし、首を軽く前に傾けた姿勢をとるようにします。この姿勢を保持するために、ベッドの背もたれを調節したり、枕やクッションを使って体を支えましょう。

 

また、食事の形態にも配慮が必要です。固い食べ物や大きな食べ物は避け、やわらかく、小さく切ったものを提供し、必要に応じてとろみをつけたり、ミキサー食にしたりするのも検討しましょう。

 

食事のペースも大切です。ゆっくりと、一口ごとに飲み込んだのを確認してから次の一口を口に運びます。むせこんだときは、速やかに食事を中断し、落ち着くまで様子をみるようにしましょう。

 

食事の際は、誤嚥のサインを見逃さないようにしましょう。むせる、咳き込む、呼吸が荒くなるなどの症状が見られたら、速やかに対処する必要があります。

排泄介助は本人の気持ちを尊重する

排泄は、人間の基本的な欲求の一つであり、プライバシーに関わる行為でもあります。寝たきりの方の排泄介助を行う際は、本人の気持ちを尊重し、プライバシーを守るのが何より大切です。

 

排泄介助の方法は、本人の状態や意向、介護者の負担などを考慮して決めていきます。できるだけ自分で排泄できるよう、ベッドの横にポータブルトイレを設置するのも一つの方法です。ポータブルトイレを使用するので、自力での排泄を促し、残存機能の維持ができます。

 

しかし、寝たきりが進行し自力での排泄が難しくなってきた場合は、オムツ使用になります。オムツ交換の際は、プライバシーに配慮し、カーテンを閉めるなどの工夫をします。また、皮膚の状態を観察し、こまめにオムツを交換することで、皮膚トラブルを予防しましょう。

 

特に、床ずれが臀部にある場合は、排泄物による感染に注意が必要です。オムツ交換の際は、清潔な手袋を使用し、皮膚を清潔に保つようにします。感染が疑われる場合は、速やかに医療職への相談が必須です。

 

排泄介助は、本人にとって精神的な負担になりかねません。介助の際は、本人の気持ちに寄り添い、尊厳を守るのを心がけましょう。

身体の清潔さをキープする

寝たきりの状態が続くと、身体を動かす機会が減り、免疫力が低下してしまいます。その結果、皮膚トラブルが起きやすくなります。身体の清潔を保つのは、寝たきりの方の健康維持に欠かせません。

 

入浴は、身体の清潔を保つ上で重要ですが、寝たきりの方にとっては負担が大きい行為です。全身状態が安定している場合は、週に1~2回程度、シャワー浴や清拭(身体を拭く)で対応します。

 

清拭の際は、肌に優しいタオルを使用し、温かいお湯で身体を拭きます。陰部や臀部など、皮膚の弱い部分は、特に丁寧に拭くようにしましょう。また、拭き残しがないよう、体の隅々までの確認が大切です。

 

入浴が難しい場合は、部分浴も効果的です。手浴や足浴、洗髪などを行うので、血行を促進し、リラックス効果を得られます。仰向けに寝たまま洗面器を使って洗髪するのも可能です。

 

また、寝具の清潔も大切で、シーツやタオルケット、枕カバーなどは、こまめに交換しましょう。清潔な寝具は、皮膚トラブルや感染症予防ができます。

 

介護保険サービスの中には、訪問入浴サービスもあります。専門のスタッフが自宅を訪問し、特殊な入浴装置を使って入浴介助を行います。自宅の浴室では対応が難しい場合でも、安全に入浴するのができるので、利用を検討してみるのもおすすめです。

介護者の負担軽減を図る

寝たきりの方の介護は、肉体的にも精神的にも大変な労力を要します。特に、家族による介護の場合、休む間もなく介護に追われ、心身ともに疲れ果ててしまうのがあります。介護者の負担軽減は、寝たきりの方の介護を続けていく上で欠かせません。

 

介護者の負担を軽減するためには、まず、周囲の理解と協力を得るのが大切です。家族や親戚、友人などに協力を呼びかけ、介護の分担を検討しましょう。また、地域の介護サービスを上手な活用も重要です。 

 

例えば、訪問介護や訪問入浴、デイサービスなどを利用するので、介護者の休息時間の確保ができます。ショートステイを利用して、一時的に施設で介護を受けるのも可能です。

 

また、介護者自身の健康管理も大事です。介護に追われるあまり、自分の健康を後回しにしてしまいがちですが、介護者が倒れてしまっては元も子もありません。定期的に健康診断を受け、体調管理に気を配りましょう。

 

介護に関する悩みを抱え込まないのも大切です。介護サービスを利用している場合は、ケアマネジャーに相談してみましょう。また、地域の介護者支援団体や家族会など、同じ悩みを抱える人と交流するので、ストレスの発散が可能です。

 

介護者の負担軽減は、寝たきりの方の介護の質を維持する上でも欠かせません。介護サービスを上手に活用し、周囲の協力を得ながら、無理のない範囲で介護を続けていきましょう。

3在宅介護で使えるサービス4選

寝たきりの方の在宅介護では、介護保険の範囲内で利用できるサービスと、自費で利用するサービスがあります。ここでは、介護保険を利用できる5つのサービスを紹介します。

訪問介護

訪問介護は、ホームヘルパーが自宅を訪問し、身体介護や生活援助を行うサービスです。食事介助や排泄介助、衣服の着脱介助などの身体介護から、掃除や洗濯、調理などの生活援助まで、幅広いサポートが受けられます。

 

また、夜間対応型訪問介護や定期巡回・随時対応型訪問介護看護といった、24時間対応のサービスもあります。突発的なニーズにも対応できるため、安心して在宅介護を行えます。

訪問入浴

訪問入浴は、専門のスタッフが自宅を訪問し、移動式の浴槽を使って入浴介助を行うサービスです。寝たきりなどで自宅の浴室での入浴が難しい方でも、安全に入浴ができます。

 

入浴の際は、看護師や介護職員が同行し、バイタルチェックや入浴前後の処置なども行います。体調管理の面でも安心できるサービスといえます。

デイサービス

デイサービスは、日中に介護施設に通い、入浴や食事、レクリエーションなどのサービスを受けられる通所型のサービスです。寝たきりの方の場合、送迎車両で施設まで送迎してもらえます。

 

施設内では、機能訓練やレクリエーションに参加することで、心身の機能維持や向上を図れます。また、他の利用者との交流を通じて、気分転換にもなるでしょう。介護者にとっては、日中の自由な時間を確保できるメリットがあります。

ショートステイ

ショートステイは、介護施設に短期間宿泊しながら、日常的な介護サービスを受けられます。介護者が病気やけが、冠婚葬祭などで一時的に介護ができない時に利用します。

 

施設では、24時間の介護体制が整っているため、安心して療養できます。本人の状態に合わせた介護サービスが受けられ、必要に応じてリハビリテーションなども行われます。介護者の負担軽減と、本人の心身の安定を図る上で効果的なサービスといえます。

保険適用外の訪問介護・家事代行サービス

上記4つのサービスは、介護保険を利用することで、1割から3割の自己負担で利用できます。

 

一方で、介護保険の対象外となるサービスもあります。訪問診療や訪問看護、福祉用具の購入や住宅改修など、医療的なケアや環境整備に関するサービスや、宅食や家事支援・代行、訪問理容師や移送・送迎などです。これらは全額自己負担となりますが、利用することで在宅介護の質を高められます。

 

また、介護保険では提供できない「オーダーメイド」な訪問介護サービスを受けたい場合は、「イチロウ」の利用がおすすめです。食事介助や排泄介助、通院の付き添いなど、幅広いニーズに対応しています。365日24時間の対応が可能で、緊急時にも柔軟に対応してくれるのが特徴です。

 

介護保険の支給限度額を超えてしまった場合や、保険対象外のサービスが必要な場合に、介護保険サービスと併用してイチロウを利用するのも一つの選択肢と言えるでしょう。

4寝たきりに関する気になる疑問を解決

寝たきりの状態になると、介護する側もされる側も様々な不安や疑問を抱えるものです。ここでは、寝たきりに関する代表的な疑問を取り上げ、詳しく解説していきます。在宅介護の経済的な支援制度や寝たきりの前兆、寝たきりの方でも楽しめるレクリエーションなど、知っておくと役立つ情報になります。

在宅介護の経済的な支援はある?

寝たきりの方を在宅で介護すると、経済的な負担が大きくなることが予想されます。おむつや介護用品の購入費、医療費など、さまざまな出費が発生するためです。しかし、在宅介護を支援するための経済的な助成制度を設けている自治体もあります。

 

例えば、愛知県豊明市では、「寝たきり高齢者等見舞金支給事業」を実施しています。在宅で常時寝たきりの状態にある高齢者や、重度の認知症高齢者を介護している家族に対し、年額6万円の見舞金を支給しています。

 

また、大阪府枚方市では、「在宅重度要介護者紙おむつ給付事業」を行っています。在宅で常時寝たきりの状態にある要介護3以上の方を対象に、月額6,000円分の紙おむつを給付しています。

 

このように、寝たきりの方を在宅で介護している家族を経済的に支援する制度は、各自治体によって異なります。まずは、お住まいの自治体の福祉課や高齢者支援課に問い合わせてみましょう。窓口でご自身の状況を説明すれば、適用可能な助成制度を教えてもらえるはずです。

 

介護用品の購入費を助成する制度もあります。たとえば、埼玉県上尾市では、「日常生活用具給付等事業」を実施しています。上尾市に住民登録があり、要介護4以上の在宅の方を対象に、特殊寝台や車いす、入浴補助用具などの購入費用を助成しています。

寝たきりになる前兆は?

寝たきりは、突然なるわけではありません。徐々に心身の機能が低下し、徐々に動けなくなっていくのです。寝たきりになる前には、いくつかの前兆が現れるのがあります。

 

まず、外出や社会参加の機会が減り、家に閉じこもりがちになります。買い物や趣味の活動など、今まで楽しんでいたのから遠ざかっていく傾向が見られたら注意が必要です。家の中で過ごす時間が長くなると、運動不足から筋力が低下し、転倒のリスクが高まります。

 

また、食事の量が減ったり、食べこぼしが増えたりするのも寝たきりの前兆と言えます。口腔機能の衰えから、噛む力や飲み込む力が低下し、十分な栄養が取れなくなってしまうのです。

 

認知機能の低下も、寝たきりの前兆の一つです。物忘れが多くなったり、言葉数が減ったりするなどの変化が現れます。認知機能が低下すると、生活リズムが乱れたり、身の回りのことが自分でできなくなったりします。

 

このような前兆が見られたら、できるだけ早く対策を講じるのが大切です。運動習慣を身につけたり、栄養バランスの取れた食事を心がけたりすると、寝たきりへの移行を遅らせるのができます。また、口腔ケアや認知症予防のための活動への取り組みも効果的です。

寝たきりでも楽しめるレクレーションは?

寝たきりになると、今まで楽しんでいた趣味や娯楽から遠ざかってしまいがちです。しかし、寝たきりでも楽しめるレクリエーションはたくさんあります。レクリエーションを通じて、心身のリフレッシュを図ることができるのです。

 

まず、映画鑑賞なら、ベッドの上でDVDやインターネット動画を見ることができます。好みのジャンルの映画を選び、大画面で鑑賞すれば、映画館にいるような臨場感を味わえるでしょう。読み聞かせも寝たきりの方に喜ばれます。

 

また、ネイルアートを楽しむのもおすすめです。ベッドの上でも、ネイルアートを施すことができます。色とりどりのマニキュアを使って、指先を華やかに飾ってみましょう。介護者と一緒にデザインを考えるのも楽しい時間になるはずです。

 

音楽を聴くのも、寝たきりの方に適したレクリエーションです。好みのアーティストの曲を流したり、懐かしい曲を一緒に口ずさんだりすることで、心が癒やされるでしょう。音楽に合わせて手や足を動かすのも良い刺激になります。

 

他にも、編み物や書道、絵画など、寝たきりでも楽しめる趣味はたくさんあります。どんなレクリエーションが合うかは、その人の好みや興味によって異なります。本人の意向を尊重しながら、さまざまなレクリエーションにチャレンジしてみるのも良いでしょう。

5まとめ

寝たきり高齢者の在宅介護では、褥瘡予防や誤嚥防止、排泄介助など、様々な点に配慮が必要です。また、介護者の負担軽減を図るために、訪問介護や訪問入浴、デイサービスなどの介護サービスを上手に活用しましょう。介護保険の対象外となるサービスについても検討し、経済的な支援制度を利用して、在宅介護の質を高めていくことが大切です。寝たきりになる前兆にも注意を払い、早期発見・早期対処に努めましょう。

監修者情報

4年制大学を卒業後、首都圏の回復期リハビリテーション病院へ入職。主に脳卒中や整形疾患を患った患者様を担当。同施設内の訪問リハビリテーション部門に異動となり、在宅での訪問リハを経験。その後、地元の地域リハに興味が湧き、帰郷し現在の訪問看護ステーションへ転職。脳卒中後遺症をはじめ、整形疾患、小児疾患、神経難病を患われた方々の生活をサポートするためのリハビリを提供している。訪問看護ステーション在籍中に、精神科訪問看護研修受講、認知症ライフパートナー検定2級を取得。

岡本龍(作業療法士)
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