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2021年12月9日

特別養護老人ホームの費用はどれくらい?居室タイプ別の月額利用料は変わるの?

特別養護老人ホームに入所する必要があるのは、自宅では日常生活を営むことが難しくなった人たちです。基本的に有料老人ホームと違って安く入ることができ、介護スタッフのサポートが常に受けられるので人気も高いといえるでしょう。本記事では、特別養護老人ホームでかかる費用を詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

特別養護老人ホームの費用の内訳は?

特別養護老人ホームは「どの程度の費用がかかるのか」という点は、利用を考えている本人や家族にとっては重要です。こういった施設でかかる費用は、介護度や居室、入居者の収入によっても変わってきます。その費用は主に介護サービス費や居住費、食費、日常生活費などに利用されます。では、それぞれどのような費用なのかを、詳しく見ていきましょう。

入居一時金は不要

有料の老人ホームなどでは、入居一時金といって入居前にまとまった費用を支払う必要があります(入居一時金がないホームもあります)。初期費用が高ければそれだけ居室やサービスの質もいい場合が多いですが、施設によっては数百万、数千万と支払わなければならないところもあり、なかなか入居することができない人も多くいます。

しかし、特別養護老人ホームは公的な介護保険施設の1つであり、そのような一時金は不要となっていますまた、一時金は不要でありながら、手厚いサポートや24時間体制での介護を受けることができます。

そのため、初期費用が準備できない人でも活用できるのが特徴です。

施設介護サービス費

施設介護サービス費とは、要介護者が施設サービスを受けたとき、市町村が要介護者に代わって施設に支払う介護報酬のことで、利用した介護サービス料の9割が支払われます。どのサービスにどの程度加算されるのかということまで細かく規定されています。ただし、介護度や居室によって変動する金額であり、だれもが一律に同じ金額というわけではありません。金額は要介護度などによって異なり、要介護度が高くなるほど、高額に設定されています。また、居室のタイプによっても異なっています。

例えば、通常は要介護3以上の方が入居できますが、特例として入居が認められる要介護1や2の人は2万円以下で、要介護3の方より安く入居できます。要介護5の人は最低でも2万5千円以上支払う必要があります。居室のタイプとしては、4人部屋や6人部屋などの多床室であるのか、それとも個室であるのかによっても介護サービス費は2千円程度変わってきます。また、施設によって介護サービス加算がなされる場合があります。これは、施設設備や職員体制、処置やサービスなどに応じて基本料に加算される施設介護サービス費のことで施設によって異なるため、検討しているホームがあれば確認することをおススメします。

居住費

居住費は、部屋を借りるための費用であり月々支払わなければならない家賃のようなものと考えてください。有料老人ホームでは、ベッドが備え付け、自身で持ち込みなど様々でしたが、特別養護老人ホームでは介護用ベッドがあるので、わざわざ持ち込む必要がありません。そのほかにも生活に必要と思われる備品は最低限そろっているので、すぐに入居することが可能です。多床室で最も安いタイプであれば、2万5千円程度、従来型個室が3万5千円程度、ユニット型準個室で5万円程度。最も高額なユニット型個室であれば6万円以上が必要になってきます。

食費

特別養護老人ホームでは、1日3食の食事が出ます。そのため、3食で計算されているので例えば家族と外食して夕飯だけ必要なかったという場合でも、3食分の食費がかかります。3食で1日分と計算されているので、1食分だけ支払わないということはできないのです。ただし、例えば1週間家に帰るから食事は不要、というようなことがあれば事前に食事を欠食にしておくことでその間の費用は支払う必要はありません。そのため、外泊や入院の際には、事前に予定がわかれば早めに施設に伝えるようにしてください。かかる食費は施設によっても違ってきますが、大体1か月で4万3千円程度になります。入居前にどの程度の食費がかかるのかを、検討している施設に確認しておくといいうでしょう。大切です。

日常生活費

日常生活費とは、どのような費用なのかをご存じでしょうか。特別養護老人ホームでの日常生活費は、病院までの交通費や医療費、散髪代、日用雑貨や服飾、趣味に使うお金などがこれにあたります。もしも買い物代行を頼むことになれば、それにかかる費用は当然入居者の負担です。ただし、衣類をクリーニングに出す場合には入居者の負担ですが、クリーニングの必要がない洗濯物については施設側の負担で洗濯することになります。そのほか、紙パンツやおむつ、尿取りパッドなどは家族や入居者本人ではなく施設側で準備して、その費用も施設が負担することになっているので心配は不要です。

居室タイプ別の月額利用料は?

老人ホームにある部屋は、すべてが個室ではありません。もちろん「人の視線が気になる」という人も多くいます。そういった人であれば個室がおすすめですが、そうでなければ多床室と呼ばれる4人部屋でも問題はないでしょう。ここでは、特別養護老人ホームにはどういったタイプの居室があるのか、詳しく見ていきます。以下では、介護サービス自己負担額が1割の場合で、賃料と食費を足した主たる費用を示します。負担額が2割の場合はそれ以上かかりますので、あらかじめご認識下さい。

従来型個室

従来型個室というのは、1室をほかの人とシェアするのではなく1人で利用できるタイプの居室であり、ほかに人がいないため気兼ねなく過ごすことができます。従来型と名前がついているだけあって、特別養護老人ホームでの個室といえば、この従来型個室を指します。金額の目安としては介護サービスの自己負担額が1割(30日換算)だった場合には、要介護3~5の幅で2万1千円~2万5千円となります。これに賃料・食費を加える(日常生活費を除く)と要介護3で10万円程度、要介護5になると10万5千円程度となります。

多床室

多床室という言葉は聞いたことがあっても、どのような部屋かよくわからないという人も多くいるでしょう。多床室とは、1つの部屋にいくつものベッドが設置されていて複数人で同じ部屋で生活する部屋を指します。もちろんカーテンなどでベッド周りは仕切られていますが、当然のことながら個室ほどにはプライバシーを保つことはできません。多床室は4人部屋であることが多く、周りに人がいるのが気になるという人には向かないでしょう。利用料金は収入や介護サービスの負担額によっても変わってきますが、賃料と食費を加えて要介護3で9万円程度、要介護5になってしまうと約5千円程度増加します(日用品は除く)。

ユニット型個室

ユニット型個室は、基本的には従来型個室とそこまで大差はありません。1人部屋であり、ほかの人に煩わされることなく過ごすことができます。また、当然のことながら部屋は自分一人で使うことができるので、プライバシーを保つこともできます。ではユニット型個室と従来型個室の違いは何なのでしょうか。

ユニット型個室はロビーやダイニングなどをユニットと呼ばれる決められた範囲に居住する人たちで利用するという点が従来型と異なります。利用料金は従来型個室とは大きく違い、介護サービス負担額に賃料、食費を足すと要介護3で12万5千円程度、要介護5になれば6千円程度加算されて13万千円程度になります。

ユニット型個室的多床室

ユニット型個室的多床室は、本来4人程度で利用する多床室であった部屋を改装しているところがほとんどです。従来の多床室よりもプライバシーを守ることができ、そこまで他人の視線も気になりません。ユニット型個室と同じく複数名でロビーやダイニングを共有することになります。利用料金は、介護サービス負担額に賃料。食費を足して要介護3で11万7千円程度、要介護5になれば12万千円程度です(日用品を除く)。ただし、実際の入居費用は年収がどの程度あるかや施設によっても変わってくるので、入居予定施設に詳しい見積もりをだしてもらうことが金額感を把握する上では賢明でしょう。

まとめ

特別養護老人ホームは、民間の有料老人ホームと比べれば非常に安価で入居できることが特徴です。24時間介護士がいて、何かあればすぐに駆け付けてくれるという安心感も得ることができます。特に介護が必要になり、年金暮らしで大きな費用を捻出できない場合はぜひ特別養護老人ホームへの入居を検討しましょう。

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