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2021年7月6日

グループホームとは?サービス内容・費用相場から施設の選び方まで

高齢者の方を対象とした介護施設には、グループホームや有料老人ホーム、特別養護老人ホームなどがあります。さまざまな種類があるため、各施設のサービス内容や費用など違いが分からない方も多いのではないでしょうか。

当記事では、グループホームのサービス内容や入居条件、有料老人ホームとの違い、費用相場を解説します。また、グループホームを利用するメリットやデメリットも紹介するため、介護施設選びに悩んでいる方はぜひ参考にください。

グループホームとは?

グループホームとは、認知症の高齢者を対象とした介護施設です。認知症の高齢者が暮らしやすい環境で生活できるように、1ユニット最大9名の小規模で運営されています。また、入居者が掃除や料理など役割を担う点も特徴です。

なお、当記事では介護保険制度における「認知症対応型共同生活介護」のグループホームについて解説します。障害者総合支援法における「共同生活援助」のグループホームとは異なるため、ご注意ください。

グループホームのサービス内容

グループホームは、少人数での共同生活が基本です。入居者は1ユニットあたり5~9人、1施設あたり3ユニットまでと定められています。家庭に近い生活環境をつくることで、認知症の高齢者が安心して暮らせる状況を作ることが狙いです。

グループホームのサービス内容には下記のようなものがあります。

●グループホームの基本設備

グループホームは個室が一般的です。入居者が生活するスペースのほか、食堂・台所・浴室や消火設備、その他非常災害に際して必要な設備や、利用者が日常生活を営む上で必要な設備などがあります。

●ケアや医療の体制

グループホームは、認知症介護経験を有する管理者や介護スタッフ、ケアマネジャーの配置が義務付けられている施設です。認知症ケアのできる介護職員やレクリエーションの経験を有するスタッフがいるため、利用者は日常生活を安心して過ごすことができます。

ただし、グループホームは看護職員の配置が義務付けられていません。そのため、医療対応が必要な場合は、事前に施設側と相談することをおすすめします。

なお、訪問看護ステーションなどと連携して、看護職員を配置しているグループホームが多い傾向です。

グループホームの入居条件

グループホームは、希望する方がすべて入居できるわけではありません。グループホームに入居するためには、下記の条件を満たす必要があります。

【グループホームの入居条件】
165歳以上の高齢者で、かつ要支援2または要介護1以上の認定を受けている方
265歳未満の若年性認知症・初老期認知症と診断された、要支援2または要介護1以上の認定を受けている方
3医師に認知症の診断を受けた方
4集団生活を送ることに支障のない方
5施設と同じ市区町村に住民票のある方

グループホームと有料老人ホームの違い

有料老人ホームとは、高齢者全般を対象とした介護施設です。主に民間企業が運営しており、「介護付き有料老人ホーム」「住宅型有料老人ホーム」「健康型有料老人ホーム」などの種類があります。

グループホームと有料老人ホームの大きな違いは、「認知症に限定されているか否か」です。グループホームの入居には認知症の診断が必須である一方、有料老人ホーの入居基準は施設により異なり、認知症でない方でも施設の対象であれば入居が可能です。

また、有料老人ホームはグループホームのようなユニット・入居人数の縛りがありません。有料老人ホームはグループホームと比較して施設数が多いため、より多くの入居者を受け入れることができます。

グループホームの費用相場

グループホーム入居に必要な費用は、入居一時金(初期費用)と、月々にかかる費用の2種類です。

入居一時金(保証金)には法的な定めがなく、施設により0円~100万円と幅が大きい特徴があります。入居一時金は、賃貸物件の敷金のような役割を持つお金です。各施設に償却期間や償却率が決められており、退去時にはルールに基づき返還されます。月々の費用は、家賃・食費・水道光熱費を指します。

また、グループホームでは食事介助や排泄介助、機能訓練といった介護サービスを受けるため、介護サービス費も必要となります。ただし、介護サービス費には介護保険が適用されるため、実際に負担する額は全体の1~3割です。

グループホームの費用相場と介護サービス費は、下記のとおりです。

■グループホームの費用相場

入居一時金約10万~20万円
※ただし、入居一時金は0円の施設も多い
家賃・食費・水道光熱費家賃:約60,000円
食費:約30,000円
水道光熱費:約20,000円
※実際の費用は地域や施設により異なります。

■介護サービス費

ユニット1(1か月)ユニット2(1か月)
要支援2約22,800円約22,440円
要介護1約22,920円約22,560円
要介護2約24,000円約23,610円
要介護3約24,690円約24,330円
要介護4約25,200円約24,810円
要介護5約25,740円約25,320円
※実際の費用は地域や施設により異なります。

グループホームを利用するメリット・デメリット

グループホームは、より家庭に近い日常生活を送れるなど、多くのメリットを持っています。ただし、いくつかのデメリットがあることも事実です。以下では、グループホームを利用するメリットとデメリットについて、主な点をそれぞれピックアップして解説します。

●グループホームのメリット

グループホームの大きなメリットは、認知症の方のための施設であるため、入居者も入居者の家族も安心して任せられる点です。グループホームの介護職員は、認知症についての知識や経験を豊富に持っています。入居時の生活からメンタルケアまで、包括的なサポートが受けられることは、とても魅力的です。

また、グループホームでは職員のサポートのもと、入居者自身も掃除や料理などの作業を行います。小規模な共同生活ならではの利点です。上記のような日常動作は、認知症の症状緩和にもつながります。

●グループホームのデメリット

グループホームのデメリットは、小規模である性質上、入居までに時間を要する場合がある点です。ただし、待機期間は施設によって異なるため、施設状況をよく確認することをおすすめします。

また、看護職員の常駐が義務付けられていないことから、医療依存度や要介護度によっては施設を退去する必要があるため注意してください。看護職員の配置がないことやお風呂の構造などの理由から、医療依存度や要介護度によっては施設を退居せざる得ないこともあります。

さらに、地域密着型事業のため、居住地の市町村内のグループホームに限定されることもデメリットです。例えば、隣接する市町村で希望するグループホームがあったとしても、住民票が同一でなければ利用することはできません。

入居する施設を選ぶ際には、上記のメリットとデメリットを把握して、利用者の希望に合った施設を選びましょう。

グループホームの選び方|おすすめの介護サービス

グループホームを選ぶ際には、費用や介護・医療体制、施設の状況などをチェックすることが大切です。グループホームを見学する際は、職員の人数や入居者の雰囲気などを確認しましょう。

ただし、前述のようにグループホームは入居までの待機時間が、長期間にわたるケースがあります。また、自身の希望に合ったグループホームが、住まいの市町村にあるとは限りません。

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まとめ

グループホームは、認知症の高齢者を対象とした介護施設です。小規模で認知症ケアの経験豊富な職員が在籍しており、家庭環境に近い生活を送れます。ただし、入居条件があるため、利用には事前の確認が必要です。

今すぐに介護サービスを受けたい、住まいの市区町村に希望と合うグループホームがないといった場合は、オーダーメイドの介護サービス「イチロウ」までご相談ください。経験豊富なスタッフと使いやすいサービスにより、ご自宅での安心安全なケアをサポートします。

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