私は大腸の手術を受け、長期間の入院生活を余儀なくされていました。退院後は体力も筋力も大きく低下し、日常生活を自分一人でこなすのが非常に困難な状態でした。特に、食事の準備が一番の課題で、買い物に行くことも料理をすることもできず、栄養を取るための食事がままならない状況でした。

また、退院直後はベッドから起き上がるのも大変で、少し歩くだけでも息が切れてしまうほどでした。医師から「筋力が戻るまでは無理をしないように」とアドバイスを受け、サポートが必要だと感じましたが、家族も仕事などで忙しく、全てを頼るのは現実的ではありませんでした。このままでは生活が成り立たないと感じ、外部のサポートを検討することにしました。

介護保険内のサービスも考えましたが、手続きに時間がかかることや、提供内容が限られている点が気がかりでした。そんな中で、退院直後から対応可能で、柔軟なサポートを提供してくれるイチロウを知り、利用を決めるきっかけになりました。

退院後になるべく早く利用したいと思ってました。イチロウさんの営業の方がすぐに連絡をくださり、運営チームに引き継いでくれました。急遽の依頼でしたが、とてもスピーディーに話が進み、次の日から利用することが出来ました。さらに、実際にイチロウのスタッフの方とお話をした際、親身になってこちらの状況を聞いてくれたことも決め手の一つになりました。退院後すぐに来てくれるという安心感と、私の生活に必要な支援を柔軟に提供してくれるという期待から、「イチロウならお願いできる」と確信しました。

退院後の生活で一番心配だったのが、買い物に行けないことと食事の用意だったのですが、退院直後から対応していただき、生活が落ち着きました。退院直後で、気持ちの上でも不安だったのですが、ヘルパーの2人とのコミュニケーションも楽しく友人ができたような感じです。
他の家事は、後回しでもなんとかなりますが、食事は生きていく上で必ず必要なので、そこを助けてもらえたおかげで、楽になりました。

イチロウの介護士さんたちは、それぞれに素晴らしい特徴があり、とても信頼できる方々です。特に印象的だったのは、担当してくれたAさんとBさんの対応の仕方がそれぞれ違いながらも、どちらも私にとても寄り添ってくれる点です。

Aさんは、仕事がとてもスピーディーで、手際が抜群に良い方です。初めて来ていただいたときも、冷蔵庫の中にある食材を使いながら、わずかな時間で3日分の食事を作ってくれました。その中でも驚いたのは、味噌汁の具材を冷凍保存用に小分けにしてくれたことです。1回分ずつラップに包んで保存してくれたおかげで、「これなら自分でも温めるだけで簡単に作れる」と思えました。

一方、Bさんは、じっくり丁寧に対応してくれるのが特長です。例えば、私が「この野菜はあまり得意ではない」と伝えた際にも、それを無理に使うのではなく、他の料理に組み込む工夫をしてくれました。

営業担当から、引き継いだ時点ですぐに利用したいというご希望がありました。
実際にヒアリングさせていただくと、退院直後の利用かつ、独居の生活ということで退院後の生活に非常にセンシティブになっている様子が見受けられました。ADLも変化しているので、何ができて何が出来ないかご本人もイメージが具体的ではないようでしたので、まずはご本人様の明るい性格に合いそうな、コミュニケーションスキルの高いパートナーをマッチングすることを優先しました。
ご本人には、サービス利用開始後に、やって欲しいことを具体的にパートナーと相談しながら決めていきましょうとお伝えしました。
結果、相性の合うパートナーとマッチングが出来、ご本人も安心してサービスを利用中とお伺いしております。

ケアマネージャーの方から紹介を受け、お電話させていただいたのですが、電話口からご不安な様子と焦りのような感情を感じました。
そのため、すぐ翌日から利用出来るようにサポートチームと連携を取りました。

1ヶ月後にお電話した際は、電話口の声が明るくなっており、心身ともに回復していることが分かりました。
今回のご事例のように退院直後のケースでイチロウにご相談くださるケースは多くなっています。
共通しているのは、退院後の生活に漠然とした不安を抱えていることです。また、初めて介護が必要になるケースですと、介護申請が間に合っていなかったり、退院後の介護必要度に対するご家族の想定と実際に乖離があるパターンです。
丁寧にヒアリングをして不安を少しでも解消することを最優先しています。